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マセラティ　クワトロポルテⅤ　デュオセレクト　PIS調整 TEXA 診断機　テスター

今回はマセラティ　クワトロポルテⅤのデュオセレクト（フェラーリのF1マチックに該当するセミAT）の調整やセッティングについてです。

OBDコネクタのロケーションはこちら。
イタリア車はほとんど同じ場所です。車種によっては工具を使わないと外せないふたがついている場合があります。

今回は僭越ながら助手席でPIS設定の変化を体感する係をさせていただきました。

よくお問い合わせのある　クラッチウェアー(Clutch wear・クラッチの摩耗度)のパラメータです。
今回の車両はまだまだ残りがありますね。

そして今回のハイライト
PIS(SET START SLIPPING POSITION)の設定です。
このセッティングでクラッチのミートポイントの変更ができます。
特性上、正解の数値があるものではないので、繰り返し設定を変えて試乗しながら
ベストポイントを探し出します。

設定するときにちょこっとしたコツがあるのですが弊社のユーザーさんには
オリジナル資料でお渡ししておりますので安心して設定変更していただけます。

TEXAのセッティング（俗にコーディングといわれる）はマセラティに限らずですが、
かなりの項目を有しており、全ての機能を使いこなすのが大変です。
この部分を当社ではサポートとして、機能の100%を使えるように日々データ収集を
行っております。
せっかく機能があっても使い方がわからなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

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